ヘアカラーの色持ちを良くするために
秋に向けてカラーチェンジをして、
綺麗な髪色を手に入れている方が増えました。
しかし、せっかく綺麗にカラーリングをした髪も、
しっかり適切なケアをしないと
色落ちが早く、とてももったいないです。
そこで、今回はカラーを長持ちさせる方法についてお話しします。
カラーを長持ちさせるために
shelf がやっていること
カラー剤にこだわる。
これすごく重要です。
やはりヘアカラーにこだわりを持っているサロンで使っている
いわゆる「良いカラー剤」は、
色の発色も綺麗で、
髪と頭皮への負担も少なく、
カラー後の手触りも良く、
しっかり長持ちします。
次に大切なことは、
お客様の髪質を見極めるということ。
当然、ひとりひとり髪質が異なり、
カラー歴、パーマ歴、ストレート歴、
日頃のケア方法、ライフスタイルが異なります。
同じカラー剤を同じ配合で調合していいわけもなく、
前処理、後処理のトリートメントも使い分ける必要があります。
たとえば、髪の毛を3つに分けたとして、根元部分と中間部分、一番毛先の部分では、ダメージの蓄積具合がまったく異なります。
最近生えた毛と、ロングヘアの方なんかは、毛先は何年も前に生えた髪の毛で、
同じダメージ具合のはずがありません。
ダメージしている部分には、カラー剤を塗布する前に、
適切な処理剤(トリートメント等)を用いることで、
根元から毛先までを均一に仕上げます。
これが結果的に色の持ちにも大きく関わります。
そして、もうひとつの最重要ポイントは、
使用するシャンプー剤です。
カラーをする際に、最も髪の毛に負担を与えている工程は、
カラーを塗るときでも、放置時間でもなく、
カラー剤を落とすシャンプーのときだと言われています。
(場合によっては違うこともあると思いますが)
このシャンプーをむやみに洗浄力の高い、
いわゆる高級アルコール系といわれる
界面活性剤(ラウリル硫酸やラウレス硫酸)を使うと、
どんどん色が抜けます。
また、赤系、青系の色が抜けるのには、
それぞれ異なる界面活性剤が関係しているのです。
赤系の色素の流出が少ない界面活性剤は、
『酸性石けん系界面活性剤』
青系の色素の流出が少ない界面活性剤は、
「非イオン性界面活性剤」
shelf では、これらにこだわり
ヘアカラーを長持ちさせる工夫をしています。
カラーを長持ちさせるために
お客様自身にやってもらいたいこと
ヘアカラーをしてからの日々で、
色持ちを良くする工夫をするかしないかで
色持ちは大きく変わってきます。
常に綺麗な状態でいるためにも、
次のことを今日からぜひ実践してください!
まず、一番重要なポイント!
使うシャンプー剤です。
これは間違い無いです。
そして、日々の生活になにかやることを増やすわけではないので、
面倒くさいということはありません。
とにかく「良いシャンプー剤」を使うことです。
もちろん、髪質に合ったものが良いです。
この毎日のシャンプーの良し悪しで
一週間後、一ヶ月後の髪色はまったく異なるといってもいいでしょう。
そして、
次に生えてくる髪の毛も全然違います。
真に綺麗な髪を作るのは、トリートメントでなく、シャンプーです。
必ず、自分にあった良いシャンプー剤を毎日使ってください。
そして、
カラー後の1週間はとても不安定な状態で、
色は抜けやすく、
ダメージも負いやすい状態です。
このときにカラー用のシャンプーを使うことはとても効果的です。
先ほど述べたように、
赤系の色素の流出が少ない界面活性剤は、
『酸性石けん系界面活性剤』
青系の色素の流出が少ない界面活性剤は、
「非イオン性界面活性剤」
これを考慮にいれたら完璧です。
カラー後の1週間使ってみてください。
効果は歴然です。
しかし、ここまで出来る人はなかなかいないので、
まずは毎日のシャンプー剤を見直してみてください。
次に大切なのは、
髪の毛を濡れたままにしておかないということ。
お風呂から上がったら
真っ先に髪を乾かしてください。
髪が濡れているときは、
乾いているときと比べてダメージを受けやすく、
色落ちもしやすい状態です。
一刻も早く乾かしましょう。
そのときに、
ドライヤーの熱から守る
ヘアオイルをぜひ使いましょう。
ドライヤーの熱も髪のダメージにつながるので。
(ドライヤーにこだわるのもアリですね
おすすめはdyson super sonic か LUMIELINA HAIR BEAUZER)
もっともっと髪に良いことをしたい!!
という方には、
『枕カバーをシルクにする』
ことをおすすめします。
髪の毛にとって摩擦は天敵です。
綺麗なヘアカラーを手に入れて
毎日を楽しくお過ごしください。
shelf オーナー
小泉 亮人
RYOTO KOIZUMI