髪の毛の豆知識
こんにちは
自由が丘の美容室 shelf (シェルフ) の小泉です
今回は、髪の毛の豆知識をお伝えしたいと思います。
そもそも髪の毛は何からできているのかというと、
80~85%がタンパク質で、そのタンパク質のうち80~90%がケラチンタンパクで
爪や肌の角質もこのケラチンタンパクからできています。
脂質が1~6%、
水分が11~13%、
(※髪が傷むとタンパク質が毛髪内から流出し、
毛髪内部に空洞化が起きます。
この空洞化の部分に余計な水分が入ることになり、
適切な水分量11~13%を大幅に超えることとなり、
髪が乾きづらくなります。)
最後に4.5%がメラニンと呼ばれるものです。
メラニンは髪の毛の色を決めるもので、メラニンの種類と量で色が決まります。
メラニンは毛母細胞近くにあるメラノサイトで作られ、
このメラノサイトが、加齢やストレス、血行不良などさまざまな要因で
メラニンを作れなくなると白髪になります。
白髪についてはたくさん研究されているのですが、
まだまだわからない部分も多いらしく、
今後研究が進めば、
白髪が生えなくなる薬なんかも出るかもしれませんね。
夢のような薬ですが。。。
次に、髪の毛の構造ですが、
内側からメデュラ、コルテックス、キューティクルの三層構造になっています。
キューティク以外はあまり聞いたことのない名前かもしれません。
この三層構造は、よく海苔巻きに例えられることが多く、
メデュラが具、コルテックスはお米、キューティクルが海苔です。
メデュラは、存在しない髪もあり、細毛にはないことが多いです。
コルテックスは髪の毛の90%を占める成分で、
この部分がカラーやパーマに大きく影響します。
最後にキューティクルは、
髪の内部を守る部分で、通常5~6枚がうろこ状に重なっており、
ダメージをするとキューティクルが剥がれ、
毛髪内の栄養分が流出してしまいます。
サロントリートメントの最後につけるトリートメントには、
擬似キューティクルになるようなものもあり、
キューティクルが剥がれてしまった髪の毛の内部を守る働きをします。
髪の毛には下記のようなヘアサイクルというものがあり、
髪の毛一本一本でこのヘアサイクルは異なります。
【ヘアサイクル】 成長期 → 退行期 → 休止期 → 新生期
成長期は、3年から6年と言われており、女性の方が長いです。
この期間、髪は伸び続けます。
次に退行期には、毛乳頭の活動が弱くなり、髪が伸びなくなります。
だいたい 2~3週間と言われております。
次の休止期は毛乳頭の活動が完全に停止する期間で、数ヶ月続きます。
そして新生期に新しい髪がつくられ始め、成長期につながります。
髪は1ヶ月で約1センチ伸び、半年あれば、
肩上のボブくらいのスタイルから
鎖骨くらいのミディアムスタイルまで伸びる計算になります。
もちろん個人差があるのと、
ダメージ具合によって実際に伸びるスピードは異なるので、
髪の毛を早く伸ばしたい方は、
ヘアケアも大切だということを覚えておいてください。
また、日本人の髪は約10万本で、1日に50~120本抜けると言われています。
シャンプーの時にたくさん毛が抜けたと心配される方がいますが、
ほとんどの方が絡まっていた髪の毛がシャンプーの時に一気に抜けて、
抜け毛が多いと感じているだけの場合も多いです。
ただ、1日に200本以上の脱毛を感じる方は、
過度のストレスや頭皮のトラブルの疑いがあるので注意が必要です。
知っていることも知らなかったこともあると思いますが、
髪の毛のことで知りたいことがある方、
お悩みがある方、
いつでもご相談ください。
✂︎ shelf オーナー ✂︎
小泉 亮人
RYOTO KOIZUMI
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自由が丘の美容室 shelf (シェルフ)
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